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【CoachingWorld】効果的な手法“チェックイン”の有用性 ~道具箱から~

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

ICF日本支部では、翻訳ボランティア会員の協力を得て、このコーチングワールドの記事をピックアップして日本語に翻訳し、日本の皆様に世界のコーチング状況をお伝えして参ります。これは将来的には会員専用コンテンツになる予定です。こうした活動を御支援いただくために、是非、御入会を御検討ください

今回は、2017年2月号から、松川美保氏に翻訳いただきました『効果的な手法“チェックイン”の有用性』の記事を御紹介します。


効果的な手法“チェックイン”の有用性
効果的な手法“チェックイン”の有用性

コアコンピテンシー11
進捗と説明責任の管理

クライアントにとって何が重要であるかに着目し続け、行動を起こす責任をクライアントに委ねる能力


18年前、私が初めて受けたコーチングのトレーニングプログラムでは、毎回セッションの最後にこう訊かれました。「セッションで得られた成果は何ですか?」そしてこの問いかけは、私たちがクライアントに対しコーチングセッションの最後に訊く習慣となったのです。

それから5年ほど経ったある日、この習慣を考え直すきっかけとなった衝撃的な出来事が起こりました。いつもの問いかけに、クライアントは次のように応えました。「得たものは何点かあって、とても良い会話でした。このセッションで期待していたものは得られませんでしたが、話した内容はとても良かったです。」
「え?!今のはどういうこと?どういう意味?私が気づけなかった、クライアントが本当に話したかったことって何だったの?彼の期待に応えられなかったなんてコーチとして失格だわ!」電話を切りながらこう思ったのを覚えています。

その日から、私はそれまで以上にクライアントの希望を明確に確認するように努めました。セッションの中では、クライアントが望む方向へ向かっているのか確認しながら進めました。
このような経験から、私が今回お勧めするのはコーチングの中でも最も効果的な手法の一つ、“チェックイン”(方向性の確認)です。

クライアントからみてセッションが希望通りの方向へ進んでいるのかを確認するには、先ずクライアントの向かいたい方向・着地点を知る必要があります。そのために、私はエグゼクティブコーチとして、コーチングのトレーナーとして、そしてICF資格認定メンターコーチとしてICFのPCCマーカー(認定資格PCC取得の評価基準)日本語翻訳版)を常時利用しています。このPCCマーカーを活用することによって、コーチングスキルを極め、より効果的なセッションを行うことができるのです。

PCCマーカーのコアコンピテンシー2:【コーチングに関する同意の取り交わし】の1番目には次のように記されています:「コーチはセッションでクライアントが達成したいことを特定または再確認できるよう手助けしている」。この意味するところは、クライアントが望む方向へ進むにはクライアントが話したいトピックを理解するだけではなく、クライアントがそのトピックにまつわる何について探究したいのかを理解する必要があるということです。

例えば、クライアントがこのような発言をしたとしましょう。「同僚達が私よりも高い給料をもらっていることを先ほど知りました。やっている仕事は同じ、しかも彼らが入社した当初、彼らに仕事を教えたのはこの私ですから侮辱された気分です。私の給料が彼らよりも低い理由をマネージャーに訊いてみたいです。」

これを聞いてトピックはわかります。しかしセッションを通し、このトピックについてどのような成果を得たいのでしょう?マネージャーとの話し合いの準備をしたいのかもしれませんし、マネージャーと理路整然と話すために先ず自分の感情を整理したいのかもしれません。あるいはまったく別のことかもしれません。

ここで仮にクライアントが、セッションの直前に給料に関する情報を得たとして、「先ずは感情の整理をしたい。」、「その後、マネージャーとの話し合いの準備をしたい。」と言ったとしたならば、ここではじめて感情の整理と話し合いの準備の2点に焦点をあてたセッションの方向性が定まります。

PCCマーカーのコンピテンシー2【コーチングに関する同意の取り交わし】の5番目に挙げられているのは、「コーチは、クライアントから指摘されない限り、クライアントが望む成果の方向へ会話を続けている。」このポイントを知っておくことで、セッションがクライアントの望む方向に沿っているかどうか、方向性の確認をすることができます。

確認の問いかけは、例えばこのようにします:
「トピックのどの部分から掘り下げていきましょうか?」
「違うトピックが出てきたようですが、その内容は元々のトピックと関連しているのですか?」

“チェックイン”を行うタイミングは、セッションの半ばで行います。60分~90分のセッションであれば、“チェックイン”の回数を増やしましょう。

“チェックイン”の例をあげましょう:
「セッションの始めと今の感情を比べるとどのような変化がありますか?」
「このセッション中、マネージャーへの良いアプローチ方法が浮かんできているようですが、進み具合はいかがですか?」

“チェックイン”を行うと、ほとんどの場合クライアントの中で次のようなことが起こります:
1.セッションから得た気づきを熟考する
2.アクションポイントが浮かんでくる

このため、クライントから湧き起こる気づきや行動内容について掘り下げる時間を確保できるよう、セッションの終盤まで“チェックイン”のタイミングを遅らせてはいけません。“チェックイン”時の会話は、その他の「深く掘り下げる」「発見する」ことを目的とした会話と同じくらい重要です。“チェックイン”のタイミングを逃すことは、クライアントの損失となります。

コーチングにおいて”チェックイン“は、セッションがクライアントの期待に沿って進んでいるのか、クライアントが他の方向へ切り替えたいのか、または掘り下げて自分の行動について話す準備ができているのかを判断する上でとても有効的な方法なのです。


著者情報
カーリー・アンダーソン(MCC)
ICF認定メンターコーチ。
CCE単位認可プログラムのMentor Coachesを実施。
企業とコーチング契約を結び活動中、代表的なものとしてグーグル社450名の従業員を対象にコミュニケーションやリーダーシップ向上のためコーチングを提供。
カーリーが作成したThe Target Approach: Demystifying the ICF Core CompetenciesではICFコアコンピテンシーを解りやすく紹介している。
カーリーについての詳しい情報:CarlyAnderson.com

【翻訳 松川美保】
Originally written in English by Carly Anderson
Coaching World, Issue 21 February 2017 p10-11 The Value of Checking In
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】「自分は何者なのか?」をサポートする:コーチングと学生の成長

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

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今回は、2016年11月号から、牧野内正雪氏に翻訳いただきました『「自分は何者なのか?」をサポートする:コーチングと学生の成長』の記事を御紹介します。


「自分は何者なのか?」をサポートする:コーチングと学生の成長
「自分は何者なのか?」をサポートする:コーチングと学生の成長数週間前、同僚が私のオフィスを尋ねてきました。
「ねえ、今、自分のコーチを探している学生がいるんだけど。」

彼女のいつものコーチが合わなかったため、私は彼女―サムと呼ぶことにする―と会うことしました。サムはかなり焦りを感じているようでした。

「いきなり来てすいません。でも、なんとかしなきゃいけないことがあって、そのためにコーチングが必要なんです。ここは、私が批判されずに話せる数少ない場所だから。」

そして私たちは話しはじめました。彼女の言葉が進むにつれて、私は彼女の変化、エネルギー・シフトを感じました。サムはこのセッションを、コーチにフォローアップしてもらいながら進めるべき、次のステップとプランを見出すことで終えることができました。

サムは、私たちのプログラムでコーチとのワークを行い、エネルギーと自分のゴールに向けた目標への気づきを得た1363人の学生の内の、1人の例に過ぎません。
 

次々とくる学生たちにとって、変化は新しい喜びの発見と自立、同時に無力感や不安を生むものでもあります。学生は日々選択(それは時に重大なものでもあり得る)を迫られますが、それには実行力とそのスキルや、感情の制御といったものが必要となってきます。このプレッシャーは学生に、質問と、すぐに出る「答え」を求めさせます。

すると熱心な学生たちは、教授たちなら「正しい答え」を教えてくれるだろうとキャンパス中を探し始めます。しかし、私の学生への長年のコーチングの経験は、コーチングの鍵となる教義が正しいことに気づかせてくれました:すなわち、このヤングアダルトたちは生まれながらに問題を解決する力も、必要なものも手にしている。大切なのは、彼ら自身が何者なのか、本当に求めるものは何なのかを見つけ出すことです。彼ら自身の中からそれを発見することは、簡単なことではありません。多くの学生たちが、自分のアイデンティティも目的も持たないまま大学に来ます。
 

コーチングのプロセスは、学生がコーチとの本当のパートナーシップを育むことのできる、安全でニュートラルな環境を生み出します。学生は自ら議題や話のトピックを選ぶことになります。その中には、大学入学という環境の変化、メジャーやキャリアのこと、ストレスのマネジメント、学業のこと、サークルや人間関係、意思の決定や、(学内の自治会などの)執行部への参加などが含まれます。

トゥーレーン大学でのサクセス・コーチング・プログラムの立ち上げは、教職員、学内スタッフ、そして保護者たちの観察から生まれました。以前から、学生たちは情報を集め、明確なプランを造り、それに力を注ぐことができました。しかし、それを実行する段階で失敗していました。何かが欠けていたのです。そう、学生たち自身の視点が。ですので、当初からこのプログラムは人間をまるごとプロセスと融合し、「処理する」というより「変わる」ということに重点をおいています。

「コーチングのプロセスの中で、学生たちが成長し、自分自身が何者なのか/何ができるのかに確信を持てる姿を私は見てきました。」と、サクセス・コーチのカレン・ホッカイザー(ACC)は言っています。これは特に、自身のアイデンティティを発達させ、世界の中に自分の居場所を見つける段階の学生に顕著です。コーチングは、様々なこと、何か違うことに挑戦できる安全な場所をつくりだします。それは、クライアントとコーチの両方にとって、変化とエネルギーをもたらします。
 

試験的に始めた2012年から、このプログラムを通して、私たちのオフィスは圧倒的にポジティブな反応を経験してきました。学内からの紹介も学期ごとに増えています。試験時の学期には、69人の学生が256回のミーティングを行いました。4年後の2016年春学期には、638回のミーティングが行われてます。2015~16年度を通しては、1363人の学生が5817回のミーティングを行っています。この成功は、「強み」に注目したメッセージ方法のおかげでもあります。例えば、学内の同僚や保護者には、学生を「紹介」するのではなく(有望だと思える学生を)「ノミネート」してもらっています。

私たちのゴールは「数」ではありません。代わりに、交流の「質」に重きを置いています。このアプローチにより学生とコーチはラポールを築き、信用できる関係を作り上げ、学生のゴールを成し遂げるために動くことができます。結果として、学生にとっての成果、感情の制御や、学業的なパフォーマンスの向上、属する団体の強化、時間のマネジメントスキルの獲得、自己効力感の向上、そしてキャンパス内でも「信用できる人物」としてのアイデンティティの確立などが起きます。更に言えば、2016年春学期には、99%の学生がコーチングを「役に立つ」もしくは「非常に役に立つ」と評価しています。

私たちは、学生のニューロダイバーシティ(脳の多様性)へのサポートも必要だと考えています。そのために、コーチたちはICFの専門トレーニングプログラムの中でもADHDと根拠に基づいたメソッドにフォーカスしたプログラムで学び、認定資格を取得しています。(この知識とトレーニングは、ニューロティピカル(定型発達=いわゆる健常者)の学生とのワークにも役立てられることが分かっています。)

科学というレンズを通したコーチングは、途方もない価値を持っています。脳のメカニズム、プロセスのスタイル、ポジティブ/ネガティブ両方の感情の力を知ることで、学生たちが熱心な学習者になっていく姿を見てきました。恥や不安といったものがどこから来るのか、それを説明できる要素を、労を厭わず見つけ出そうとする姿勢も観察してきました。神経生物学的な要素への気づきにより、学生はそれまで制限や限界だと認識していたものに気づき、そこから開放されていきました。

コーチングの感想を公表することに同意してくれたとある学生がこんなことを言っています。

「私はいつも乗り越えられないタイムマネジメントの問題をかかえていたんです。それは私の人生にずっとついてまわる重荷だと思っていました。あなたが今、水の中に囚われていて、足首には鎖が繋がれ、その先には大きな重りが付いている状況を想像してみてください。あなたの人生は、ずっとその重りを外そうとしながら、時々水面に顔を出してやっと息継ぎをしているような状態なんです。それがようやく、鎖を外すだけの力を得ることが出来て、水の上に頭を出し、肺いっぱいの酸素を吸うことができた。この安心感。まるで命が助かったというような感じ。それが私がコーチングを体験して味わった感情なんです。」


著者情報
ミシェル・エルキング
ミシェルはテューレーン大学で学生たちへの学習のサポートサービスを包括的に提供する、アカデミック・サクセス・センターのディレクター。また彼女は同時にライフコーチ、ADHDコーチでもあり、テューレーン大学のサクセス・コーチング・プログラムの創設者でもある。ADDコーチ・アカデミー卒。ニューオーリンズにあるサザン・ユニバーシティの社会福祉課程で修士号を取得。2012年12月には、学生の進学率とサクセスについての業績が認められ、テューレーン大学の学長によるスタッフ・エクセレンス・アワードを受賞。彼女自身のビジネス、Souljourn Coachingでは、個人、組織双方の成長についてのプログラムとサービスを自ら提供している。

【翻訳 牧野内正雪】
Originally written in English by Michele Oelking, PCC
Coaching World, Issue 20 November 2016 p31-32 Supporting the “Who:” Coaching and College Student Development
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】成功のためにソーシャルメディアを使うシンプルな方法

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

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今回は、2016年11月号から、牧野内正雪氏に翻訳いただきました『成功のためにソーシャルメディアを使うシンプルな方法』の記事を御紹介します。


成功のためにソーシャルメディアを使うシンプルな方法
成功のためにソーシャルメディアを使うシンプルな方法ソーシャルネットワークが数多くある今日、それら全てを使いこなしたり、どれが今最も人気のメディアなのかを知るのは簡単ではありません。特に、コーチとして上手く行っていれば、尚更です。ですので、シンプルに考えて見ましょう。あなたのコーチングビジネスの成功のために、ソーシャルメディア戦略にはキーとなる2つの要素、「一貫性」と「ブランディング」に気を配りましょう。



一貫性
自分が対処できる以上のことをしようとしてはいけません。薄く広くいくつものソーシャルネットワークに一貫性のないメッセージをたくさん投げるより、一つだけ選んだソーシャルネットワークに一貫性のあるメッセージを投稿していく方が良いのです。

選択するネットワークは、あなたのブランドや分野にあったものにしましょう。例えば、もしあなたが人生のビジョンと向上に関するコーチングを行い、素早く細かなやりとりによってモチベーションをあげて欲しいと願うクライアントを相手にしているなら、フェイスブックやリンクトインよりも、ツイッターの方が適したオプションと云えるでしょう。もしあなたがエグゼクティブ、もしくはキャリアコーチなら、プロフェッショナルのネットワーク、リンクトインなどが合うかもしれません(※)。インスタグラムは、あなたのコーチングがビジュアル的に見栄えがするものを持っていれば素晴らしい選択になることでしょう。また、フェイスブックは今でも(※)ビジネス=消費者間を繋ぐ最も人気がありますので、どんなケースでも有益なプラットフォームなはずです。
(※訳者注:2017年1月現在、アメリカでは仕事のためのネットワークとしてリンクトインが、友人間のためのネットワークとしてフェイスブックが使われ、ツイッターは比較的あまり使われない傾向にある。日本では仕事のためおよび知人間にフェイスブックが使われ、よりくだけた友人間や趣味のやりとりとしてツイッターが使われる傾向にあると思われる。)

あなたとあなたのクライアントにとって合うソーシャルメディアネットワークを選択したら、次はコンテンツを常に発信し続ける必要があります(おすすめの投稿頻度については、下記“どれぐらいの頻度で投稿すれば良いのか?”を参考にしてください)。ソーシャルメディアのマネジメントツール、HootSuiteやTweetDeckなどを使うことも考えましょう。これらのツールは、メッセージの投稿を予約することが出来、あなたの定期的な投稿を手助けしてくれます。これによって、毎週細かな時間の節約をすることが出来、その分の時間を使ってコンテンツを探したり書いたりすることができるようになるでしょう。そしてそれを週に一度、まとめてアップロードし、投稿予約しておけば良いのです。

ソーシャルマネジメントツールを使って、アカウントにアクセスすることも出来ます。そこで、一日に一度はメッセージやコメントをチェックするようにしましょう。「ありがとう」の一言でも良いので、返信も忘れずに。ビジネスでソーシャルメディアを使う人は、一方通行でないやりとりを期待しています。また、もし可能であれば、あなたのフォロワーのコメントやコンテンツをシェアしてあげましょう。こうしたアクションは、フォロワーとあなたの関係性を構築することを助けてくれます。

ブランディング
ソーシャルメディア上で、あなたのコーチングビジネスのプロフィール情報をあなたのブランドに合わせることはとても大事なことです。あなたのビジネスロゴ、ビジネスネームを使い、未来のクライアントにとって分かりやすくしておきましょう。出来るだけ、ビジネス用のプロフィールと、パーソナルなプロフィールは分けるのが望ましいです(プロフィールが一つしか作れないリンクトインは例外)。コーチとしてのプロフィール、リンクトインのプロフィールは、完全にプロフェッショナルなものにしてください。
プロフェッショナルとパーソナル、両方に同じプロフィールを使ってしまうと、現在と未来のクライアント両方に混乱を生じさせ、信用を失うことになります。
もし一つのプロフィールをプロフェッショナル、パーソナル、両方の用途に使いたい場合は、全てのコンテンツをプロフェッショナルにするようにしてください。
政治関連の話などの言い争いの種になるようなトピックの投稿や、ネットワークをグチの場にするのは止めましょう。将来の、あるいは現在のクライアントはこうした投稿からは逃げてしまいます。一つのソーシャルネットワークで、頻度、ブランディング共に無理なく投稿出来るようになったら、別のソーシャルネットワークの活用も考えていきましょう。成功のためには、シンプルさが大切です。

どれぐらいの頻度で投稿すれば良いのか?
下記の回数だけ投稿することをプレッシャーに感じる必要はありません。フォロワーにとって価値があるコンテンツだけを投稿しましょう。下記の推奨に合わない場合は、どんなことでも一貫性だけは保つようにしてください。また、ビジネスですので、週末にも投稿しなくてはいけないと考えないこと。

フェイスブック 1~2投稿/日

1日に2回投稿する場合、投稿の間隔は5時間ほど空けるのが望ましい。

ツイッター 4~12投稿/日

2時間ごとにツイートすることが推奨されている。

リンクトイン 1投稿/日

Google+ 1~4投稿/日

インスタグラム 1投稿/日


著者情報
リサ・カニンガム
リサはICFのソーシャルメディアスペシャリストであり、フリーのライター、ソーシャルメディアコンサルタントでもある。チャタム・ユニバーシティでウェブのコンテンツの発展についてのプロフェッショナル・ライティングで修士号を取得、ユニバーシティ・オブ・ピッツバーグでイングリッシュ・ライティング&コミュニケーションで学士号を取得している。

【翻訳 牧野内正雪】
Originally written in English by Lisa Cunningham
Coaching World, Issue 20 November 2016 p8-9 Simplify Your Social Media Strategy for Success
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】マインドフルネスの時代へ

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

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今回は、2016年8月号から、松川美保氏に翻訳いただきました『マインドフルネスの時代へ』の記事を御紹介します。


マインドフルネスの時代へ
マインドフルネスの時代へ

優れたリーダーには欠かせないのがマインドフルネスだ。しかしながら、大勢の人々がその流行のあおりを受けマインドフルネスを誤って解釈しているのも事実だ。瞑想のテクニックを教える流行りがそのいい例だ。
“マインドフル”という言葉自体が誤解を招いているともいえる。本来、マインドフルネスとはマインドフルの状態の解明を意味する。しかしながら、言葉だけをとらえるとマインドフルとは常に頭がいっぱいで集中できない状態を指す。このためその状態を解決することに焦点があてられている。また、マインドフルとは頭を空っぽにすることではない。それではマインドレスネスになってしまう。

マインドフルネス、とは気づく力である。身の回りで何が起こっているのか、あるいは起こっていないことは何か。自分の生理的・情動的・知的な感覚に深く気づくことだ。人は認識力が高まるとよりよい決断をするものだ。他者への共感が増し、そして自分の価値観や信条に沿った行動を起こすことができる。自分の中で起こっていることと身の周りで起こっていることを結びつけ易くなり、状況を探求し理解に至る。よって、マインドフルネスには洞察力と知力を喚起するための時間と場所のスペースが必要である。
他者がよりマインドフル(より深く認識している状態)になるよう支援する際のポイントは:

  • マインドフルになれる環境をつくること
  • より深く自己を認識する力を磨くこと
  • より深く観察する力と聴く力を磨くこと
  • 直観を使い推理すること

マインドフルになれる環境
オフィスで仕事をしていると、集中して考える時間を確保することは簡単ではない。静かに考える場所を確保できたとしても電話やメールに邪魔される。また、具体的な課題を解決するために静かに考える時間を確保するということはあっても、より広い視野をもつためにそのような時間をもつことはない。
このように、意識することなく過ごしていると自ら探求し注意をはらうことで得られる情報を得る機会はなく、目の前の情報だけにとらわれ決断をすることになる。
もっとマインドフルになるためには、先ず習慣的に思考する時間を確保することだ。そうすることで沸き起こる強い感情や、優先すべき重要事項、そして新たな気づきをあらためて観察することができる。ただ、最初から多くのことをやろうとし過ぎると、得られる気づきは限定されてしまう。よって、先ずは仕事中に2回以上の“マインドフルネス・シンキングタイム”をもつことで観察が可能となり効果を得られるであろう。
コーチが使える質問としては:

  • 一日に何回立ち止まって、自分の言動とその瞬間に感じていることに目をむけているか?
  • 忙しい時に、静かに内省できる場所(実際に身をおける場所)はどこか?
  • マインドフルネスの時間をしっかり確保するにあたり、周りの協力を得るためにはどうすればよいか?

自己認識力を向上させるために
自己認識力をつけはじめる段階で心理測定テストというものは役に立つが、知らず知らずにマインドフルネスを損ねることもある。
このようなテストにおいて、自分の行動・態度・特性・優先事項などを示されると、脳はそれを“認識・終了”する傾向にある。しかしながら、人の態度や行動は状況や環境にも影響されるため、心理測定テスト結果ほど単純なものではない。より高い自己認識力を実現するための概要にすぎない。心理測定テストはあくまでも自己の態度や行動、そして私たちをとりまく世の中の動きと互いの関わり合いを観察する基本部分においてのみ役立つからだ。
心理分析テストを何度も受けその結果をたくさんもっていたとしても、その多くのマネージャーやリーダーは、自己認識力に欠ける幸せ者、と揶揄されることがある。
自己認識力磨きには時間がかかり、また内省する高度なスキルが必要である。その三つのスキルを段階的に紹介する:

  • 行動へうつす前に内省するスキル(動く前に自らの言動を考える)
  • 行動をしながら内省するスキル(自ら起こしている言動を自覚し、それが自分と周囲にどのような影響を及ぼしているか、言動しながら認識する)
  • 行動後に内省するスキル(起こった出来事を振り返り次のことを意識すること:思考・行動のクセ・相関関係・原因と結果・コモンコーズ[2つのものごとが同じ原因で生じている状態。それら自体が原因と結果として結びついているようにも見えるが実際にはそうでない状態]・学習)

コーチは、クライアントがそれぞれの段階においてしっかりと振り返ることを支援することができる。どのようなスペース(空間・時間)をつくっているのか?沸き起こる強い感情や身体的に感じるもの、思い込みや意志をどのようにして気づいているのか?どのようにして周囲で起きていることや他者の内面で起きていることに気づいているか?ねらいは、クライアントがよりマインドフルネスを習慣化できるよう、クライアント自身の認識力に対する意識づけをすることだ。
自分のトリガーポイント(自己の気づきを高めるあるいは低下させる刺激)を知ることも必要なことだ。気づくことを意識的にするのと思慮深く考えた結果の気づきには違いがある。
瞬時に内省できる(In-the-moment reflection)ようになるには先ず思慮深く考え気づくこと。そうすると、立ち止まり一歩引く、という感覚を認知することができそれに反応することができる。
この段階で、クライアントが自問できることは:

  • 今、私は何を感じているのか?
  • どのような強い感情やモヤモヤをかくそうとしているか?また、何が私にそうさせているのか?
  • 今の私にとって本当に重要なものとただの阻害要因となっているものは何か?

クライアントの気づきを促す、コーチからできる質問:

  • 仕事において、最も手応えがあり力を発揮できている時とそうでない時はどのような時ですか?
  • 自分の行動で、意義のあることをしていると感じる時とそうでない時はどのような時ですか?
  • どのような時に八方ふさがりと感じますか?またそのような状態から解き放され自由を感じる時はどのような時ですか?

観察と傾聴
傾聴には少なくとも五つの聴き方がある。その中で最もマインドフルネスに関連する聴き方をあげる:

  • 聴き手が話し手の内容をどのように聴いているかを理解する聴き方
  • 話し手が話すのと同時にその内容の意味をどのように聴いているかを理解する聴き方
  • 話し手の言葉や文脈を超えてその真意に耳を傾け、広くとらえる聴き方
    ここであげた聴き方は、話し手のボディーランゲージや声のトーン、そして会話では表面化していない非言語的要素を聴きとるのだ。

注意すべきことは、自分の思考や瞬時に沸き起こった感情に流されるような聴き方にならないことだ。そうならないように、このように自問してみよう:

  • 無意味に関連付けや比較をしていないか?
  • 個人的な見解や基準で判断していないか?
  • 話し手にとって大切なことよりも自分が重要だと思っていることを優先して聴いていないか?

相手のものの見方やその人がその意味を見出すことに配慮することは、更なる気づきを促し、共感が高まる。そしてそこにはホンモノの対話が実現される可能性が生まれる。
くり返すが、クライアントは思考する時間を設け、環境を変えてみることで(例えば散歩をしてみる)このようなスキルを身につけることができるようになる。
次のようなルールをつくるのもいいだろう:“自分の考えを共有した時には相手の意見も求める”
あるいは、好奇心を湧き立てるようなこのような問い:“この人は自分にはないどのようなユニークな考えや知識をもっているのだろう?”
物事を広く観察するには全ての感覚を研ぎ澄ましている必要がある。このような能力を鍛えるマインドフルネスのトレーニング方法はたくさんある。マネージャーが比較的取り組みやすいものとしては、普段は流してしまうようなことに意図的に気づくよう促すことだ。すなわち、馴染みのあることをあたかも初めてのことのように探求すること。“今まで見落としていたことであらためて気づいたことは何?”と自問することで自分自身と身の周りの物事に対し洞察する力が芽生えるのだ。
コーチとして使える質問は:

  • 会議の中で、いつ・どのように一歩引いて観察する間をつくりますか?
  • 静かに立ち止まるために何ができますか?

直観と推理
直観の捉え方には大きく分けて二つある。その一つは、過去の経験に基づくもので本来、無意識あるいは本能的に瞬間的に理屈抜きに理解しそれに反応する思考行動。もう一方は、特別な経験を共有した相手と脳波がシンクロし、同じような思考から得る直観だ。
多くの人がこのような体験をしたことがあるであろう。
合理的な考えや決断をする上で情動的に良し悪しを判断していることは神経科学的でも証明されている。直観力を鍛えるには次のようなことも効果的だ:

  • 日頃から直観を使っていることを理解する。(例えば最近の出来事を例にとり、どのようにして難しい場面において決断したかを振り返る)
  • 直観力を試してみる。例えば“私は・・・・を感じ取れている?”と自問してみる。“私は今ここで起こっていること以上のことを感じている”と言葉に出してみる。
  • 純粋に直観がはたらいた時と、その反対に自分の中の恐怖や願望がはたらいた時の経験を振り返る。

人は自分の直観を認知し試すことで軽率、あるいは無謀な決断をあらためることができるようになる。
直観力はもはや闇雲に反応する力ではなく、意識的につくりあげるものだから。

結論
言うまでもなくこの記事に書かれていることはコーチにもいえることだ。マインドフルネスになると、自己認識が高まりクライアントとの関わり合いが深まるのだ。コーチがマインドフルネスの手本となることでクライアントがマインドフルを学ぶのである。


著者情報
デイビッド・クラッターバック
デイビッドはデベロップメンタルコーチング及びメンタリングのパイオニアであり、ヨーロピアンメンタリングアンドコーチングカウンセルの創設者の一人でもある。
コーチングカルチャーやチームコーチングに関する書物の第一人者であり、60以上の著書を執筆している。3つのビジネススクールで教鞭をとり、またアッシュリッジの職員であり、メンタリングやコーチングのグローバルネットワークであるコーチングアンドメンタリングインターナショナルの責任者を務める。

【翻訳 松川美保】
Originally written in English by David Clutterbuck
Coaching World, Issue 19 August 2016 p22-24 Moving Towards Mindfulness
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】コーチング空間の難しさ:倫理を超えて

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

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今回は、2016年8月号から、牧野内正雪氏に翻訳いただきました『コーチング空間の難しさ:倫理を超えて』の記事を御紹介します。


コーチング空間の難しさ:倫理を超えて
コーチング空間の難しさ:倫理を超えて

シチュエーションはこうだ:とあるエグセクティブ・クライアントとのコーチングの対話である。クライアントは既婚者、男性、最高責任者レベルの経営幹部。コーチとのコーチングを9ヶ月行った頃、”別のテーマについて”対話をしたいと申し出てきた。現在とてもストレスがかかっているシチュエーションであり、それは彼曰く”時間のマネジメントに関する”ことだと言う。そして彼は、男性の同僚と性的関係を持ったと告白した。今日はそれについてのセッションを望んでいるというのだ。

私は、上記のようなシナリオを”実際に自分に起きたこと”として、数々の倫理のトレーニングセッションで提示して来た。これに対して皆、コーチングの方向性や、将来的に生じるかもしれない問題やそれによりコーチング関係が終わってしまう可能性について思案し、いくつもの懸念を口にする人もいれば、肩をすくめるのがやっとな人もいた。どうしてそうなるのだろうか?

私たちが同じ倫理観の中でコーチングを行うとき、異なる価値観、信念、人生経験が、文化や法規と混ざり合って、無限のパターンの結果を生み出している。このコラムでは、3つの変数の相互作用について考えてみたい。

倫理:我々が守るべきいくつかの規範の一つ
まずは、コーチング空間における、倫理、モラル(道義)、法の違いと概要に注目してみよう。

  • 倫理は、”人間、またはそのグループの行動を司るモラルの原則”と定義されている。倫理は多くの場合、合意によって形成される。人のグループはそれぞれ、自らを律するために自分たちで倫理的な基準を作り出す。(例えば、コーチ、公認会計士、セラピスト、弁護士たちはそれぞれの倫理的基準を作っている)
  • モラル(道義)は”行いが、正しいか間違っているか、良いか悪いか、を区別する原理”、もしくは”特定の価値体系…特に、特定の人、あるいは社会が持つもの”であると定義される。モラルは、価値を基準としている。言い換えれば、モラルは我々に”何が私/我々にとって本当か/正しいか/良いものであるか?”を問うことを要求する。私の信じることは、宗教的なトレーニング、もしくは個人的な経験から生じている。
  • 法は、”法と調和する状態、あるいは質であるかどうか”である。法は社会的な合意である。我々にとって何が禁止されており、何が罰されるかである。

気をつけておくべきことは、多くの意思決定や行動が、ある規範では問題なく受けいられたり、別の規範では受けいられないことがあるということだ。更に、文化的な概念によるこれら3つの規範は、それが正しく見えるか見えないかなどによっても変わってくる。例えば:

  • ビジネス上、契約のクロージングのために賄賂や物を贈ることはある場所では違法であり、また別の場所では習慣として行われている。良いこと、人のために行われたことであれば倫理的であると見なされることもあれば、当たり前の慣習となっている行いでもモラルに反すると見られてしまうこともある。
  • 同僚とのデートは、法的、モラル的には何の問題もないが、会社の倫理ポリシーに違反することがある。また、もしそのデートの相手が、同じ命令系統に属する相手とのものであれば、法的な含みも出てくる。あなたが既婚者でありながら同僚とデートしていた場合には、倫理的、あるいはモラル的に物議をかもすことになるだろう。

同じ行動、違う視点
ICFの倫理規定は、差別(第1節、4項)についても言及している。ならば、もし私がゲイのクライアントとのコーチング関係を終了したら、それは差別ではないだろうか?
しかし、もし私がモラル的に同性の性的関係に反対であった場合はどうだろう? そこでコーチングを続けたなら、私は利益相反(第1節、8項/第2節、13項)の状況を作り出していないだろうか? 自己または他人に危険が差し迫っているかそれに近い状況(第4節、26項)について配慮する義務については? 彼自身が職を失う可能性が”危険”であるとするなら、私はそれをクライアントに伝えるべきだろうか? 彼の婚姻に関しては? 信頼関係の喪失? そしてそれは誰にとっての危険性だろう?-私のものか、クライアントのものか?

このシチュエーションにあった時、私はクライアントと彼自身の望む結果にフォーカスすることにした:彼の個人的な時間を、もっと彼の恋人と使えるようにするためにどうバランスをとっていくか。彼自身と、他の人たちの安全性についての倫理的な懸念から、法的な問題がないか聞いていった(その結果、可能性のある問題点はなかった)。私の価値観は世の中のひとつのものの見方でしかないが、その私のモラル感覚がコーチングを続けることを選択できたことに満足していた。後に、彼が自分自身の性的自認や能力について悩んでいたこと、コーチングでの安全性は彼にとってきわめて価値のあるものであったことを知った。

あなたには、このシナリオで”正しい”か”間違っているか”でものごとを判断する以上のことを学んで欲しい。私がこのシチュエーションを好んでいるのは、我々の倫理的実践についてのアプローチが十分であるのかに挑戦するものであるからだ。モラルや法の視点は我々の周りで常に変化していくが、それでも私たちは新しいシチュエーション、新しい挑戦に挑んでいかなくてはならないのだから。


著者情報
ジム・スミス、PCC
ジムはアメリカ合衆国をメインに活躍する、エグゼクティブ、ライフビジョン、およびエンハンスメントコーチであり、国際的なスピーカー、 著者、チェンジ・ストラテジストでもある。国際コーチ連盟のクリーブランド支部の創設者である彼は、現在は支部の倫理関連の連絡調整役を担っている。彼については、jim@theexecutivehappinesscoach.comへ。

【翻訳 牧野内正雪】
Originally written in English by Jim Smith, PCC
Coaching World, Issue 19 Augst 2016 p14-15 Complexity in the Coaching Space: It’s Far More Than Ethics
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】アウトドアでのウォーキングと会話

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

ICF日本支部では、翻訳ボランティア会員の協力を得て、このコーチングワールドの記事をピックアップして日本語に翻訳し、日本の皆様に世界のコーチング状況をお伝えして参ります。これは将来的には会員専用コンテンツになる予定です。こうした活動を御支援いただくために、是非、御入会を御検討ください

今回は、2016年8月号から、牧野内正雪氏に翻訳いただきました『アウトドアでのウォーキングと会話』の記事を御紹介します。


アウトドアでのウォーキングと会話

「歩くことは人にとって最大の薬である」
ヒポクラテス

アウトドアでのウォーキングと会話

自然の中での運動を、コーチングの科学と技術に組み合わせることで、人に変化を起こす力が生まれます。ウォーキングと会話によるコーチング・セッションには、川の傍を流れに沿って歩くことや街中の探索、目的地を決めてのウォーキングから、山の頂上を目指すことや未知の場所を求めて海外へ遠征することまで、様々なものがあります。こうした機会は、いつもの職場を離れ、日々のルーチンを破壊することで、豊かなテーラーメードのコーチング体験を創り出してくれるのです。

エクスペリエンシャル・コーチングはこれまでにも、創造力を産み、生産性を高め、ストレスを減らし、頭をクリアにし、異なる視点への感謝をもたらすなど、たくさんの効果が確認されています。こうした効果はドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェによって「全ての真に偉大な思想は、歩くことから得られている」とまとめられてもいます。ウォーキングと会話によるコーチングは、初めは家族や友人同士での個人的なアウトドア体験から始まり、次に軍や探検などから、その後プロフェッショナル・コーチングの開発によってより洗練されてきました。

基本に立ち返る

この狂ったような21世紀の人々の生活の速度は、エスカレートする一方です。仕事、テクノロジー、ファイナンス、社会的な義務、政治、環境への配慮などなど、リストは続きます。その一つひとつのどれもが私たちに時間とエネルギーを要求しています。
これら仕事へのコミットメントや社会との関わりは、主に私たちに座っての作業を求め、世界中のメディアが「座ることで生じる病」として報道するような不健康や、肥満を引き起こす原因にもなっています。西洋社会では、人が1日に座って過ごす時間は8~10時間とも言われ、今もまだ増え続けています。しかし、進化の観点から見ると、人類は毎日12マイル(約19km)歩くようにデザインされています。
自然、そして狩猟・採集者としての遺伝生理学的な傾向に立ち返ることで、身体に生化学的な変化がもたらされます。より多くの血液と酸素が脳を巡り、脳細胞間や海馬(感情、記憶、自律神経をつかさどる)で新たな繋がりが形成されていきます。要するに、アウトドアでのウォーキングと会話は、生来の神経的、生物学的、遺伝的な要素をサポートすることで、人の認識機能を高めてくれる、ということです。

ウォーキングの素晴らしい働き

ウォーキングと会話のもたらす無数の恩恵は、全体的な健康と、メンタルと身体を繋ぎ合わせる手助けをしてくれます。下記のリストは、その一部です。
・認識力を高める
・記憶、論理的な思考、学習をサポートする
・生産性とエナジーレベルを上げる
・自己肯定感を高め、幸福度を上げる
・不安を和らげる
・ストレスや憂鬱な気持ちを和らげる
・脳細胞を健康に保ち、ニューロン形成を助ける
・BDNF(脳由来神経栄養因子)のレベルを高める
・体内のリズムや、体内時計を整える
・ビタミンDの吸収を助ける
・食欲増進
・心臓病、アルツハイマー、脳こうそく、糖尿病の可能性を減らす
・筋肉と骨を強くする
・力とバランス力を鍛える
・血液の流れを良くし、細胞に酸素、糖分、代謝産物を届ける
・血液の流れを良くし、細胞の毒素排出を助ける

コーチングセッションでのウォーキング

コーチングの効果を高めるために、アウトドアでのウォーキングと会話は様々な形で取り入れることが可能です。
・いつものコーチングの効果を高めるために、ウォーキングと会話だけで構成するセッションを行う
・時間(半日、一日、複数日)、場所、距離、アプローチを変えて、ウォーキングと会話のセッションを専用にデザインする
・コーチングの合間に、アウトドア環境を利用してコーチングをベースとしたエクササイズを利用する(例: 個人での振り返り、マインドフル・ウォーキング/シッティング、呼吸法、対話により関係性を深める)
・スカイプなどのオンラインツールを使い、あなたの「グリーンオフィス」(アウトドア)からバーチャル・コーチング・セッションを行う

注意点

アウトドアはコーチングをサポートし、あるいは深めるための素晴らしい手段です。高いクオリティーのコーチングを提供するために、次のことに注意してください。

実験。もしウォーキングと会話を行うのが初めてであれば、仲間や希望するクライアントに試してもらってからにしましょう。近場の公園やオープン・スペースで試し、学びながら調整しましょう。

クライアント目線で。誰もがアウトドアを楽しめる訳ではありません! クライアントと話し合ってアウトドアのことは決めましょう。契約書も確認すべきでしょう。

荒天時のプランを。クライアントによっては防水のジャケットとブーツで、雨傘を差すことを喜んでくれる人もいます。しかし一方で、濡れない、もっと快適な場所を希望する人もいます。

1に場所、2に場所、3に場所。場所と距離、あくっせすのし易さ、フィットネス・レベル、信頼性や健康に合わせて、会場とルートを考えましょう。

健康と安全への配慮。ファーストエイド、一般賠償、専門職業責任保険がカバーされることを確認しましょう。初めてのクライアントの場合は、あなた自身の安全にも配慮を。

クライアントの医療情報の開示。通常のコーチングパートナーシップではあまり必要がありませんが、アウトドアでのウォーキングを行う際には、クライアントの健康状態(医療的なコンディション)を明らかにしておきましょう。

「仕事での難題、時間のかかる趣味での気晴らし、家族間のデリケートな話題について、現代社会の装飾物に埋められていない場所で話すことが私の思考を整理してくれる」
ソフィー、プロジェクト・マネージャー

「私はいつも、外で歩いている時に、一番ものごとを深く考えられると思っています。新鮮な空気を吸いながら身体を動かしている時が、頭の中にあるものについて考えをめぐらすのに丁度良いのです。」
ピート、エンジニア


著者情報
アンナ=マリー ワトソン、ACC
アンナ=マリーはパフォーマンスコーチで、セッションの前、最中、後にクライアントとアウトドアで過ごすことを好む。彼女のコーチング哲学と精神は、彼女のコンサルタントビジネス、Reach and Moreにも反映されている。彼女はまた、アナリティック・ネットワーク、mBrainingコーチ、eDISCとiWAMサイコメトリック・プロファイル・ツールズの認定者でもある。
アンナ=マリーは、マウンテンリーダーの資格、ワイルダーネス・ファースト・エイドの認定資格を持ち、10年以上の国際的な大会での経験を持つブリティッシュ・マウンテニアリング・カウンシルのメンバーでもある。現在はFresh Air Learning Companyとパートナーシップを組み、チームのアウトドアでの体験型学習のファシリテートなどを行っている。詳しくはrfmcoaching.comを参照のこと。

【翻訳 牧野内正雪】
Originally written in English by Anna-Marie Watson
Coaching World, Issue 19 August 2016 p16-18 Walking and Talking in the Great Outdoors
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】気づきのためのS.T.A.R.T. 方程式 ~道具箱から~

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

ICF日本支部では、翻訳ボランティア会員の協力を得て、このコーチングワールドの記事をピックアップして日本語に翻訳し、日本の皆様に世界のコーチング状況をお伝えして参ります。これは将来的には会員専用コンテンツになる予定です。こうした活動を御支援いただくために、是非、御入会を御検討ください

今回は、2016年8月号から、牧野内正雪氏に翻訳いただきました『気づきのためのS.T.A.R.T. 方程式 ~道具箱から~』の記事を御紹介します。


コア・コンピテンシー#8
気づきの創造

複数の情報を統合し、正確に評価して、クライアントの気づきを助ける解釈をし、それによってお互いに合意した結果を実現する能力

気づきのためのS.T.A.R.T. 方程式 ~道具箱から~
気づきのためのS.T.A.R.T. 方程式 ~道具箱から~気づきのためのS.T.A.R.T. 方程式
コーチングの実践において、私たちはスタートしたい重要なプロジェクトを一つかそれ以上持ったクライアントに出会うことがあります。しかし、彼らはそれを「スタート」するのとはあべこべに、自ら「ストップ」してしまうことが多くあります。もし、彼らがそのプロジェクトをスタートするために、気づきについての評価基準を提供することが出来るとしたら、あるいはスタートさせるために必要なことを教えることができるとしたらどうなるでしょうか?

ここでは、人間の関心の4つのクアドラントにヒントを得た、S.T.A.R.T.と呼ばれる実践的なマトリックスを紹介します。「スタート」することは、この方程式の頭文字に則った行動を開始することになります。

ワークシート:気づきの方程式
S.T.A.R.T.©の準備状況を評価する

プロジェクト名
項目 質問例
(その時々に合わせて改変する)
共鳴サイン
(プロジェクトに向かって動いているか)
不協和サイン
(プロジェクトから離れる動きか)
掛け合わせ
(1) (0) スコア
Specify
特定
あなたの焦点は?
どんなフィールドやエリアでやりたいですか?
Today
今日
あなたの都合は?
時間枠は?
最初の一歩を踏み出すのに良い日はいつですか?
Achievable
達成可能
あなたの本当の才能は?
あなたの能力は?
達成の可能性を0から10で答えると何になりますか?
Relevant
重要性
あなたが情熱を注げるのはどこですか?
何故大事なのですか?
あなたのコア・バリューは?
Target
ターゲット
そのプロジェクトであなたは何を得たいですか?
その次に価値のあるターゲットは?
トータルスコア

判断項目
S.T.A.R.T.の文字は、それぞれ一つの判断項目を表します。
S—Specify/特定
(クライアントの焦点がどこにあるか)
T—Today/今日
(クライアントの都合、時間枠)
A—Achievable/達成可能
(クライアントの能力、才能)
R—Relevant/重要性
(クライアントにとって本当は何が重要か)
T—Target/ターゲット
(クライアントのゴール)

方程式
誰でも簡単に出来る、式が正か負かを元にしたこの簡単な組み合わせにより、クライアント自身のプロジェクトへの準備状況がS.T.A.R.T.なのかS.T.O.P.なのかを判断することができます。

S.T.A.R.T.の各項目には、1か0の点数を付け、全体を掛け合わせます。式が正となるためには、全ての項目が1で埋められている必要があります(1x1x1x1x1=1)。この場合、クライアントはプロジェクトに向けて動く準備ができていると判断されます。逆に、1つ以上の項目が欠けている場合、全体の積は0となります(1x0x1x1x1= 0)。この場合、式は正とはならず、コーチはクライアントをS.T.O.P.(プロジェクトの成果に向けた解決策=Solutions Toward Outcome of Project)に向けてサポートする必要があることでしょう。

まずはクライアントに準備状況を判断したいプロジェクトを選んでもらうことから始めましょう。ワークシートの一番上の欄に、そのプロジェクトの名前を入れてもらいます。次に、書かれた質問をクライアントにしていきます。最初と最後の質問(SpecifyとTarget)以外は、順番を変えても構いません。また、質問も書かれたものを例文として、クライアントに合わせて変えていただいて結構です。

答え毎に、クライアントにそれを共鳴サイン(プロジェクトに向かって動いているか)か、不協和サイン(プロジェクトから離れる動きか)か判断してもらいましょう。共鳴サインならスコア欄に1を、不協和サインならスコア欄に0を記入します。全ての項目が採点されたら、点数を掛け合わせてください(1=S.T.A.R.T.、0=S.T.O.P.なのを思い出してください)。結果が出たら、クライアントにこれについてどう思うかを聞き、次のステップを見つけ出す機会を与えるように質問していきましょう。

S.T.A.R.T.方程式はコーチにとって、(クライアントの気づきを創造する他の手段と同じ様に)目に見えないクライアント自身の考えや気持ちを可視化することが出来、彼らの知識や気持ちが物事をスタートさせる力になるのを手助けできる価値あるツールです。


著者情報
シルヴィア・ヴィオラ、PCC
シルヴィアはエグゼクティブコーチにして、コーチトレイナー、法律家。世界中での二十年以上の経験、トレーニング、コーチングは、多様な文化を持つエグゼクティブやビジネスピープル達を成功に導いてきた。複雑な中のシンプルさや、貢献の評価、誠実と自由などを好んでいる。

【翻訳 牧野内正雪】
Originally written in English by Silvia Viola, PCC
Coaching World, Issue 19 August 2016 p10-13 S.T.A.R.T. Formula for Awareness
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】習慣を変えることで、人生を変える:グレッチェン・ルービンのQ&A

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

ICF日本支部では、翻訳ボランティア会員の協力を得て、このコーチングワールドの記事をピックアップして日本語に翻訳し、日本の皆様に世界のコーチング状況をお伝えして参ります。これは将来的には会員専用コンテンツになる予定です。こうした活動を御支援いただくために、是非、御入会を御検討ください

今回は、2016年2月号から、牧野内正雪氏に翻訳いただきました『習慣を変えることで、人生を変える:グレッチェン・ルービンのQ&A』の記事を御紹介します。


習慣を変えることで、人生を変える:グレッチェン・ルービンのQ&A
習慣を変えることで、人生を変える:グレッチェン・ルービンのQ&A

2009年のベストセラー『The Happiness Project(邦題:人生は「幸せ計画」でうまくいく!)』の発表以来、著者グレッチェン・ルービンは、人がもっと幸せで、健康で、建設的な人生を送れるように、歴史、社会科学、脳科学などさまざまな分野に渡り、研究をベースに理解を深めようとしてきました。
2015年末に発売になった彼女の最新の著書『Better than Before』では、ルービンは日々の習慣形成の技術と科学について探り、あなたが前に進むのを妨げる悪しき習慣を変えるために、誰でも実行可能な戦略を示しています。このインタビューでは、その原則や戦略を、コーチがクライアントや自分自身を理解するのに役立てられるよう解説していただきました。

コーチングワールド(以下CW):『Better than Before』では4つの傾向についてのフレームワークを紹介されていましたね。コーチングワールドの読者のために、そのフレームワークと、それぞれの傾向について説明していただけますか?

グレッチェン・ルービン(以下GR):新しい習慣を形成しようとする時、私たちは自分自身に何らかの期待をしますよね。でも、そのためには期待に自分たちがどう応えるのかを理解しておくことが不可欠なんです。私たちは、2つのタイプの期待に直面します。外的な期待(仕事の締め切りに間に合う、交通規制を順守する、など)と内的な期待(昼寝をするのを止める、新年の決意を守る、など)です。

Upholders(後援者)は外的、内的、両方の期待に難なく応えます。「私は他の人たちに期待されることをやります-そして、自分自身から期待されることも」というタイプです。

Questioners(質問者)は全ての期待に対して疑問を投げかけます。そして彼/彼女がそれが理にかなっていると感じた時(それが内的な期待に適う時)のみその期待に沿おうとします。「私は私の判断でベストだと思うことをやります。意味のないことはしたくありません。」というタイプです。

Obligers(義務者)は外的な期待に応えることは進んでしますが、自分自身の内的期待に応えることは苦手です。「私は他人を失望させたくありませんが、自分自身を失望させてしまうことがよくあります。」というタイプです。

Rebels(反抗者)は、外的、内的共に全ての期待に抵抗します。「私は私のしたいことを自分のやりかたでやりたいです。他人からやれと言われると、やる気がなくなります。」というタイプです。

CW:あなた自身の傾向を知ることが、何故自分自身の習慣を変えるのに不可欠なのでしょう?

GR:私たちが自分自身の傾向を知ると、習慣を変えるためにどんな戦略が有効か分かってくるんです。例えば、後援者はスケジュール的な戦略が、質問者には明快な戦略が、義務者には責任についての戦略が、反抗者にはアイデンティティーに関する戦略が有効というふうに。

CW:研究をしたり書いたりしている時に、どんなことに最も驚きがありましたか?

GR:私は当初、多くの人に認められているような、その習慣の「エキスパート」が不可欠だと思っていました。でも、実際に一番大切なのは、私たち自身を理解することの方でした。

あなたの習慣を変えるのには、この程度のアドバイスで十分なんです。小さく始めよう! 大事なことを朝にやろう! 自分にごほうびをあげよう! 節度を保って!

魔法の答えを見つけるのは難しいですが、(自らの経験から私たちの誰もが知っているように)誰にでもフィットする万能の答えがないことはひとつの事実として分かると思います。ですから、私たち一人ひとりが、何が自分に合うのかを自覚する必要があります。

キーとなる自分の性質を把握することができれば、私たち自身の特性に合わせた習慣を作り上げ、自らを成功に導くことができるようになります。『Better than Before』では、習慣を変えるためのたくさんの戦略について挙げ、人の特性によってそのどれが上手く作用したり、失敗しやすいのかについて解説しています。

ある習慣がベンジャミン・フラクリンやテイラー・スウィフトに合っているからといってあなたに合うかは別の話しですよね。他の例ですか? 朝型と夜型の人が挙げられるでしょう。理論上では、一番大事なことを朝の内にやるのは効率的ですね。でも、もしあなたが夜型であれば、あなたがエネルギーで満ちているのは一日のもっと後の時間になります。もしあなたの新年の決意が「1時間早く起きてエクササイズをする」だった場合、これは成功に向かう習慣とは言えないでしょう。何故ならあなたは夜型なのですから。

CW:一人ひとりが習慣の変化を継続的なものにするにはどうしたら良いですか?

GR:『Better than Before』では、私たちの今の習慣を打ち壊すための21の戦略を打ち出しています。21というと、結構な数ですが、これだけあると、一人ひとりがたくさんの中から自分に一番合っていそうなものを選べるかと思います。ある人は小さく始める方が合っていますが、そうでない、大きく始める方が合う人もいます。ある人は公の場にその習慣を持っていくほうが合いますが、そうでない人は、習慣をプライベートなものに留めて置くほうが良いこともあります。私たちは、何が自分自身にとって真実なのか、どの戦略が合うのか、見定めないといけません。

CW:習慣について知ることは、コーチがクライアントにより良いサービスを提供するのにどう役立ちそうでしょうか?

GR:人が他の人とどう違うのか、あるいはどう同じなのかを理解することで、私たちは自分たちのメッセージを、彼らのニーズにより合わせて行くことができるようになります。特に義務者は、内的な期待に応えるために、外的な期待を必要とします。コーチとの協同は外的な期待を得るための素晴らしい手段になります。実際、外的な期待がある場合、義務者は習慣を維持するのに素晴らしい力を発揮しますが、それがないと困ってしまいます。何度も私はこういう言葉をいただいてきました。「やっと分かりました、私は義務者だったんですね。外的な期待を自分にかけるにはどうすれば良いか分かったので、ジムに行くこと/絵を定期的に描くこと/薬を飲むこと/家からランチを持ってくること/ビジネスをスタートすることを、始めて自分でうまくやることができました。」とね。

それに対して、質問者は疑問に対しての答えを求めています。ですので、コーチの役割は責任を与えることよりも、研究などの基礎固めをし、あるアクションを起こす必要性がどうしてあるのかを説明することが必要になってくるでしょう。質問者は「何故か?」を知りたいのです。

そして反抗者は、そうですね、彼らはなんでも自らの望むことをして構いません。そこでのコーチの重要な役割は、彼ら自身のアイデンティティーを思い出させ、それをしたいという欲求は何のためにそれをしたいと思ってのことなのかを問いかけることになるでしょう。

CW:コーチングワールドでの我々のテーマは、ビジネス開発になります。どのコーチも彼/彼女のビジネスを成長させたいと思っていますが、多くの人がその実現に困難を感じてもいます。コーチは、『Better than Before』の原理をビジネス開発にどう役立てることができますか?

GR:戦略は21ありますから色々な可能性が考えられます。

  • モニタリングの戦略を使って、ビジネスを成長させるために、実際にはどれだけのことを行っているか確認することができます(私たちは有効なことをどれだけ行っているかについて、自らを過大評価しがちです)。
  • 責任の戦略を使って、特定のターゲットや目標を達成するための責任を保つことができます。
  • 土台づくりの戦略を使って、自分のコントロールを高めることができます。疲れている時や、空腹時、机の上に書類がうずたかく積まれている時に、自分に何かを要求することはできませんからね。
  • 関連づけの戦略を使うこともできます。「今日は3つネットワーキングのメールを書いたら、昼間にシャワーを浴びても良い!」
  • 禁止の戦略を使うこともできます。「家に帰ったらもうFacebookは見ないこと。」
  • 白紙の戦略を使うこともできるでしょう。「引っ越したばかりの今から、新しいホームオフィスでは、朝に必要な電話をすることから始めよう」
  • など、色々です!
あなたは後援者、質問者、義務者、反抗者のどれですか?
グレッチェン・ルービンの4傾向テストは、こちらへ
www.bit.ly/HabitsQuiz

著者情報
グレッチェン・ルービン
グレッチェンはベストセラー『Better than Before』(Crown, 2015)、『The Happiness Project(邦題:人生は「幸せ計画」でうまくいく!)』(Harper Perennial, 2009)、『Happier at Home』(Harmony, 2013)など複数の本の著者。書籍、オンライン書籍あわせて、世界中で200万部異常を売り上げる人気作家で、その本は30ヶ国語以上に翻訳されている。また、毎週配信のポッドキャスト『Happier with Gretchen Rubin』では、妹のエリザベス・クラフトとの習慣と幸せに関する討論を配信している。ルービンは元々は法律家としてそのキャリアをスタートさせ、Sandra Day O’Connorと最高裁判所で働いていたが、ライターになりたいと思うようになった。現在はニューヨーク市に、夫と二人の娘と共に暮らしている。

【翻訳 牧野内正雪】
Originally written in English by Gretchen Rubin
Coaching World, Issue 17 February 2016 p14-17 Changing Habits to Change Your Life: Q & A with Gretchen Rubin
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】360度評価とコーチング:コア・コンピテンシーへの関連付けと活用

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

ICF日本支部では、翻訳ボランティア会員の協力を得て、このコーチングワールドの記事をピックアップして日本語に翻訳し、日本の皆様に世界のコーチング状況をお伝えして参ります。これは将来的には会員専用コンテンツになる予定です。こうした活動を御支援いただくために、是非、御入会を御検討ください

今回は、2016年5月号から、荒木まさえ氏に翻訳いただきました『360度評価とコーチング:コア・コンピテンシーへの関連付けと活用』の記事を御紹介します。


360度評価とコーチング:コア・コンピテンシーへの関連付けと活用
360度評価とコーチング:コア・コンピテンシーへの関連付けと活用コーチの多くが360度評価は個人の仕事のスキル、能力、行動の多重視点を示すものと認識しています。よく「フル・サークル」評価と呼ばれ、通常その人の上司、同僚、部下のフィードバックと自己評価を含んでいます。
評価フィードバックは、個人的および専門的能力開発を導く一連の行動計画を可能にする多角的視点から、個人データのポイントを与えてくれます。

私は、360度評価フィードバックコーチングセッションの一つでロバートに出会いました。中堅管理職のロバートは、ストレスでくたくたに疲れ切った状態でセッションにやって来ました。セッション前にコンピュータの不具合があり、自分の評価フィードバックレポートをダウンロードすることができず、セッションに手ぶらで来たのでした。

前もって渡していたロバートのフィードバックレポートのコピーを私は持っていたのですが、ICFコア・コンピテンシーを活用する有利な状況であると認識しました。ですので、最初にロバートにレポートを差し上げて、フィードバックの話し合いからどのようなことを達成したいかを質問するセッションから始めるのではなく、「今日、何について話したら一番役に立ちますか。」という質問を投げかけました。

大変驚いたことは、ロバートが「私は今のように完璧に準備ができていないと、いつも非常にストレスがたまるので、それについてもっと話して、ストレスを少なくする方法を考見つけたいと思います。」と答えたことでした。

コア・コンピテンシー
 関連付ける方法
基盤を整備する
倫理指針とプロフェッショナルとしての基準を満たしている
  • クライアントが自由に自信をもって話すことができるよう不安のない安全な場を与える
  • フィードバックレポートと話し合いの内容は守秘義務があることを明確に伝える
コーチングの契約を確立する
  • フィードバックコーチングセッションの結果となぜそれが重要なのかをクライアントが確認、承認するのを支援する
  • 表明した結果を達成するため、フィードバックセッションの軌道を保つ
関係性を共に築く
クライアントと共に信頼と安心感を作り上げる
  • 敬意を持った、偏りがなく、決めつけることのないアプローチでフィードバックするために、安全で信頼できる場を築く 
  • 評価データの意味やクライアントの懸念についての考えをクライアントが現わせるよう、クライアントを後押しし支援する
コーチングを行う際の在り方
  • クライアントの学びを支援するため、評価結果を掘り下げることができるようクライアントとパートナーを組む
  • クライアントをよりよく知るために好奇心を持つ
  • データやフィードバックの話し合いに対するクライアントの反応や応答に気づき(例:心を開いている、不安になっている、抵抗している)、それについてクライアントに話すよう招き入れる
効果的なミュニケーション
積極的傾聴
  • クライアントの言葉、トーン、ペース、沈黙、応答を注視し、質問する
  • クライアントの考え、行動、感情、視点について質問し、掘り下げる
  • コーチのコメント、フィードバックの見解や質問に対して、クライアントが話し、考え、返答する時間を与える
人を動かす質問
  • フィードバックデータ、強みや改善すべき領域の自己認識、その後の行動へのコミットメント、そして掘り下げることの構成要素についての新しい考え方を働き掛ける、明確で、率直で、そしてそのほとんどを自由回答形式で質問をする
  • フィードバックレポートと話し合いから得た大きな驚きや新しい学びについてクライアントに質問する
  • その後の行動やその後どのような展開にしていくのかの決意をクライアントに話してもらうよう質問する
明確なコミュニケーション
  • 特定評価ツールの詳細を明確に伝える(例:得点構造、データ表示形式、図表)
  • クライアントが優先順位付けして前進するために、フィードバックデータやコメントの使い方について、クライアントが理解を高められるような率直で正直なフィードバックを与える
  • クライアントの言葉を使う、あるいは学びを支援する話し方をする
  • クライアントにほとんどの時間を話させる
学びと結果を促進させる
気づきの創造
  • クライアントが評価フィードバックをどのように使い、どのように自己理解させる のかを考えるよう後押しする
  • クライアントが自分の強みや、あるいは成長の機会について新たな知見を得るときにそれを気づき、認識する
  • クライアントにコーチングから得た学びをどのように使うか質問する
  • セッション中にクライアントを観察し(例:声、エネルギーレベル、開放性と自己反省)、クライアントが得ることと見つけようとしていることを追求する
行動のデザイン、計画とゴール設定、進捗と説明責任の管理
  • クライアントに成長のための行動やリソース、トレーニングを扱うブレインストーミングを提案する
  • クライアントがセッション後の行動を決め、行動に責任が負えるよう支援する。(例:新たなスキルまたは能力、成長に向けてのアプローチ、必要なリソース、行動時間割、そしてその他の計画構成要素を得る計画)
  • セッション中にクライアントの進歩に気づき、伝える。

その日、私は「コーチングの契約を確立する(Establishing the Coaching Agreement)」のコア・コンピテンシーをより明確性を持って毎回のフィードバックセッションを開始する重要性を学びました。それはまた、360度評価フィードバックコーチングの間、ICFコア・コンピテンシーのすべてに関連付ける価値を一層明らかにしてくれました。

クライアントの現状、フィードバックレポートの理解度、そしてフィードバックに対するセッションの心構えと準備、すべてが360度フィードバックセッションで取り組むアジェンダの一助となります。

クライアントにセッションで何にフォーカスしたいかを質問すると、よく聞く答えの一つに、「何に取り組む必要があるか考えるのを助けてほしいです。」があります。このような一般的な答えを受け、クライアントと私はうまくいくセッションとはどういったものか、セッションを最高に意味のあるものにするにはどうしたらよいかということを探る時間を過ごすのです。

ひとたびゴールが明確になると、セッションはたいてい典型的な解釈プロセスをたどります。

  • コーチとクライアントが協力して評価者グループのフィードバック データパターンや傾向を調べる。
  • コーチは、クライアントがデータについて結論を出し、成長や発展に最も意味があり、関連する領域を特定することをサポートする。
  • セッションは、特定の領域に取り組むための行動を探し続け、セッション後の行動計画で終了します。

ただし、クライアントが個人的問題に取り組むことからセッションを始めたい、または個人的な成長の計画に焦点を当てたいのであれば、それは始めるのに前向きな状況です。

フィード バック データの解釈はセッションの最初だけでなく、話し合いの最中でも常にすることができます。

ロバートのケースを見てみましょう。ロバートはストレスの意味について焦点を当てたかったにもかかわらず、セッションの間に評価者グループからのフィードバックレポートとコメントについて検証する機会が非常に多くありました。

例えば、ストレスに関連する項目やコメントのフィードバックレポートのコピーを渡して、確認するよう勧めたとき、彼は上司からのコメントに注目しました。「ロバートは勤務中に手を止めて歩き回ることで、管理効果をさらに上げることができるでしょう。」このコメントは話し合いにエネルギーを湧かせ、どのような体の動きがストレスを軽減するかを探らせたのです。

すべてのコーチングのパートナーシップでもそうであるように、安全、安心、守秘義務は 360 度フィードバックコーチングを成功させるために必須です。さらに、360 度フィードバックのコーチは使用する評価ツールの特定の資格や専門知識と経験、そして、クライアントに結果をもたらすより深い自己認識と行動を導くことを実証します。

評価ツールの技能

効果的に360度フィードバックを行うコーチは、特定評価をベースとしたフレームワークやモデルを知っています。データ表示、数字の目盛り、基準の対比、自由回答式質問に対する回答形式、またフィードバックレポートの他の側面についても説明し話し合いを持ちます。例えば、あるコーチが評価結果を受けるのをあまり好ましいと思っていないシニアリーダーに会うとします。そのリーダーは評価ツールとデータ表示、特に基準データを使用した個人データの比較をするとします。

基準データの情報源を明確にすることと、リーダーのデータがどのように基準グループと対比するかを話し合うことは、リーダーシッップに新たは視点を与えます。リーダーは時に自身と他を比較した時に、自己認知の変化を価値の高いものにします。

ツールについてのリーダーの懸念を対応することで、コーチやリーダーはフィードバックデータを率直かつ生産的に分析する幅広い機会を得るのです。

コーチングの技能

ほとんどの商品としての評価ツールは、結果に対するフィードバックを担当するコーチが、システムの管理者であり、解釈プロセスのファシリテーターとして認定されていることを条件としています。資格を取得し、360度評価フィードバックセッションをICFコア・コンピテンシーに関連付けるコーチは、成功するように思います。

技能にたけ経験豊富な360度フィードバックコーチはICFコア・コンピテンシーを前表に記載されている方法で実証しています。

解釈セッションの技能

360 度フィードバックコーチングは、通常、時間が定められているので、セッションを成功させるために時間管理は重要です。フィードバックコーチングセッションが短い場合は、長い時間のセッションや複数回のセッションに比べ、よりセッションのペースに注意しなくてはなりません。1 時間のセッションでは、コーチとクライアントはセッションを予定通りに行う時間についてコーチングの合意をやり直したり、再確認したり、または変更することは滅多にありません。

ICFコア・コンピテンシーを十分に活かすことで、クライアントの学びやポジティブなコーチング成果が上がることをコーチは大変認識しています。360度フィードバックの話し合いに同じコア・コンピテンシーを関連付けることで、コーチはクライアントが今以上に前進するコーチング力を高めるのです。


著者情報
バーバラ・スミス PCC

アメリカバージニア州フェアファクス在ICF International Organizational Researchのパーフォーマンス部門シニアコンサルタント。長期開発プログラムリーダーを含む全レベルのリーダーにコーチングを行う。多数の業務用および特別仕様の360度評価ツールの認定資格取得。ICF東北地域諮問評議会およびICFグローバル指名委員会会員、ICFワシントンメトロ元会長。25年以上の米国連邦政府における経験を有し、現在、国防総省、航空宇宙局 (NASA) 、国立衛生研究所、米国環境保護庁、その他の連邦政府機関で人的資源スキルやリーダーシップコーチングの専門知識を適用している。

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参考(コア・コンピテンシータイトル):
国際コーチ連盟日本支部翻訳版(2013)『国際コーチ連盟が定める核となる能力水準』 ビズナレッジ株式会社

【翻訳 荒木まさえ】
Originally written in English by Barbara Smith, PCC
Coaching World, Issue 18, May 2016, p28 360-degree Assessment and Coaching:
Connecting and Capitalizing on the Core Competencies
http://icfcoachingworld.com

【CoachingWorld】あなたの本を出版するための5つの秘訣

コーチングワールド ICFでは年に4回、コーチングワールド(CW)という情報誌をオンラインとpdfで発行しています。オンライン版であれば、会員でなくとも、誰でも自由に閲覧することができます。

ICF日本支部では、翻訳ボランティア会員の協力を得て、このコーチングワールドの記事をピックアップして日本語に翻訳し、日本の皆様に世界のコーチング状況をお伝えして参ります。これは将来的には会員専用コンテンツになる予定です。こうした活動を御支援いただくために、是非、御入会を御検討ください

今回は、2015年11月号から、牧野内正雪に翻訳いただきました『あなたの本を出版するための5つの秘訣』の記事を御紹介します。


あなたの本を出版するための5つの秘訣
あなたの本を出版するための5つの秘訣もっと集客したり、収入源を増やしたいコーチたちにとって、本の出版は魅力的な手段です。私自身、2015年にExile Publishing社から『The Confidence Coach』を出版することによって、これを実現しました。私は若い頃から書くことが好きで、いつか書店の棚に自分の本が並ぶことを夢見ていました。ですので、自費出版ではなく、もっと伝統的なやり方、大きな出版社と契約して本を出版することを選びました。
私の本が出版されてから、多くの人が私がどんな手段で本を出したのか聞いてきました。正直なところ誰にでも合う手段というのはないとは思うのですが、個人的な経験からすると、【自分を少しだけ】(語順入れ替え)】信じることと、表現のテクニックがあれば十分だと考えています。ここに、出版の契約を目指したいコーチのための、5つの大事な秘訣を挙げてみましょう。

1.リサーチを行う
あなたのジャンルの本を、どの出版社が出しているか調べましょう。書店や、オンラインストアを訪れてみてください。多くの出版社が特定のジャンルだけを扱っていますから、小説や子供向けの本の出版社にあなた自身の原稿を送っても無駄になってしまいます。まずはあなたがアプローチしたい出版社のリストを作ることからスタートしましょう。どの出版社が評判が良いかも確認すること。多くの国では、このリサーチを助けてくれるデータベースがあることでしょう(例:Australian Society of Authors、the Literary Marketplace、など)。

2.出版社のウェブサイトを確認する
多くの出版社ではウェブサイトで投稿規定を公開しています。あなたがとるべき手順が書かれていますので、注意深く確認しましょう。例えば、ある出版社ではあなたの原稿のいくつかの章だけを見ます。また、別の出版社では添え状で企画と各章の概要だけをまとめることを求めています。またある出版社では推薦なしの原稿を受け付けますが、他の出版社ではエージェントからの原稿だけを受け付けていたりします。もっと情報が必要な場合は、メールを送ったり電話でライターのためのガイドラインを請求しましょう。出版社に送る前に、一冊分の原稿を完成させなくてはいけないのではないかと考えるかもしれませんが、これは陥りがちなトラップなので気を付けて。私の経験では多くの出版社は多くても数章分の原稿、そして多くの補足情報を必要とするものです。

3.自分自身をプロフェッショナルに紹介する
近年、編集者はプロフェッショナルに書かれた原稿でなければ読みすらしません。あなたに対しても同じです。出版者たちも人間です。あなたがそれについて書くに価すると、誰がが評価し、その人が他の人たちを説得しなければなりません。あなたは自己中心的で尊大ですか? それともおもしろくて人から興味をもたれる人間ですか? 本を売るためにあなたには何ができ、それに必ず取り組むと示せますか? 出版社は、ラジオやテレビで何の役にも立たない著者による「素晴らしい原稿」よりも、本を売ることを手伝ってくれる素晴らしい著者からの良い原稿を好みます。

4.書くのを楽しむ
私にとって、本が出版される楽しみは、その道のりを楽しむことでもあります。本を書くそもそもの理由を振り返ってみましょう。もしそれが単にお金のためだけで、あなた自身がそのプロセスを楽しめないのであれば、途中で大変だと思うことになるかもしれません。あなた自身の情熱にフォーカスし、あなたにとって良いと思えるものを書くことを、強くおすすめします。

5.あせらずに待つ
出版社から返事が来るまで、2ヶ月から6ヶ月、あるいはもっと長くかかるかもしれませんが、諦めないこと。また、出来れば、一本の原稿を一度に2箇所以上の出版社に送らない方が良いでしょう。

多くの人が、最初の不採用の手紙を受け取ってあきらめてしまいます。でももしあなたが書くことに情熱を燃やせるなら、続けてください。夢をあきらめることを拒絶したライターは、きっと成功することでしょう。そして、あなた自身のアイデアとあなたが書いた本を、自分自身が一番信じることを忘れないで。もしあなた自身が信じられなければ、他の誰も信じることができなくなってしまうのですから。


著者情報
リサ・フィリップス
『The Confidence Coach(2015年、Exsile)』の著者。信頼と能力開発のエキスパートたちをリードし、インスパイアしている。リサは、テレビ番組に定期的に出演し、ビジネスやライフスタイル関連の雑誌にもそのアドバイスを掲載している。彼女の人気ラジオ番組『Spiritual and Irritable』は、自己啓発に関するゲストたちを海外から招いている。リサは、人々が彼らの人生を恒久的に変化させるきっかけを掴むと同時に、それを楽しみながら行うことをサポートしている。

【翻訳 牧野内正雪】
Originally written in English by Lisa Phillips
ISSUE 16 November 2015 p8-9 5 Tips to Get Your Book Published
http://icfcoachingworld.com