国際コーチング連盟のICF認定資格マスター・サーティファイド・コーチ(MCC) 資格は、
国際的に認められた熟練のプロフェッショナルなコーチのための資格です。
MCC認定資格保持者になるために必要な手続き
各認定資格(ACC、PCC、MCC)には、以下の5つの構成要素が必要となります。
下記は、MCC取得のために必要な各構成要素の詳細条件です。
1. 教育
200時間以上のコーチング教育
1つまたは複数のICF認定または非認定プログラムを通じて取得することができます。
2. 経験
2,500時間以上のコーチング経験
コーチ専門教育の開始*後で、少なくとも 2,500 時間のコーチング経験を有していなければなりません 。
経験時間は、少なくとも 35 人のクライアントとの経験でなければなりません。
また、2,500時間以上のコーチング経験時間のうち、少なくとも2,250時間は有償でなければなりません。
現在PCC認定資格を保持している、または過去に保持していたことがある
MCC認定資格を申請するためには、現役のPCC認定資格保持者、または過去にPCC認定資格を保持していたことが必要です。
3. メンターコーチング
10時間のメンターコーチング
メンターコーチング時間は、3ヶ月以上の期間に行わなければなりません。
10時間のメンタリングのうち、3時間は1対1でなければなりません。
残りの 7 時間は、1 対 1 でもグループでもかまいません。
4. パフォーマンス評価
2つのパフォーマンス評価(合格点)の取得
ICFアセッサーによって、申請者が提出した2つのコーチングセッションの記録(トランスクリプト)を確認することで行われます。
5. 認定資格試験
ICF認定資格試験の合格
ICF Credentials and Standardsが実施するコンピュータベースの筆記試験に合格する必要があります。
MCC認定資格の取得申請方法
申請方法には下記の2つがあります。
学習方法・状況により、どの申請方法が適しているか必要な条件をご確認ください。
認定スクール・プログラムの修了証をお持ちの方
ICF本部サイトの「Education Search Service (ESS)」にてスクール・プログラムの認定タイプをご確認の上、下記条件確認へとお進みください。
検索方法:「Accredited Organization」に確認したい団体の英字表記(正しくはその団体がICFへ申請した英字表記)を入力することで、その団体が持つ認定タイプをご確認いただけます。
①Level3パス
Level3プログラムは、PCCを保有者を対象とし、ICF MCC資格の取得に必要な
・教育時間
・メンターコーチングをプログラムに組み込んでいます。
レベル3プログラムを修了した場合、認定資格申請書に「レベル3修了証」の提出、「コーチング経験時間」の入力、および「パフォーマンス評価のためのコーチングセッションの記録(2回分)」を提出します。
申請書の審査が完了したら、ICF認定資格試験を受験することになります。
Level3パスの申請価格:
ICF会員 :$675USD
非会員 :$825USD
審査にかかる時間の目安: 18週間
②Portfolioパス
ICF MCC資格の取得に必要な「教育」について、受けた教育がICF非公認の教育の場合はICFの基準を満たしていることを確認するために、
「プログラム概要*」
を提出する必要があります。
そして
「メンターコーチング」
「パフォーマンス評価のためのコーチングセッションの記録(2回分)」
は、別途手配実施する必要があり、認定資格申請時に「プログラム修了証」の提出と「コーチング経験時間」の入力とともに、認定資格申請書に記載する必要があります。
申請書の審査が完了したら、ICF認定資格試験を受験することになります。
Portfolioパスの申請価格:
ICF会員 :$675USD
非会員 :$825USD
審査にかかる時間の目安: 18週間
リンク先の「Take The Credential Path Survey」より認定資格申請方法調査に回答してください。
調査の結果、どの申請方法で申請可能なのか判明し、申請書が作成できます。
すでに申請書を作成済みの方は、サインインしMy Profileの“Continue Application”よりアクセスしてください。